PORTISHEAD

イギリス、ブリストルでボーカルのベス・ギボンズとマルチ・インストゥルメンタリストのジェフ・バーロウの2人で1991年に結成されたバンド。

その後、メンバーにギタリストのエイドリアン・アトリーが加わる。マッシヴ・アタック、ラム、トリッキーなどと並んでブリストルが発祥の地と言われるトリップホップミュージックの先駆者として知られ、

ファーストアルバム「ダミー」が350万枚、セカンドアルバム「ポーティスヘッド」が200万枚のセールスを記録し大ヒットとなった。

 

 

 

映画音楽に強い影響を受けたメランコリックなサウンドスケープに、ヒップホップやブレイクビーツを通過した90年代的ビート感覚をくっつけて、昔の質素なジャズボーカル曲のようなメロディを紡ぐ

明らかに異質だったその音楽スタイルは各方面に多大な影響を及ぼした。

トリップホップというカテゴリーに入れられることを本人たちは相当嫌悪しており、「トリップホップはヒップホップの基本も理解していないような人間が作ったもの。トリップホップという

カテゴリーに入れられて売られている音楽はすべてクズだと思うね。聴いてると嫌な気分になる」と、ヒップホップ・ミュージックから強い影響を受け育ったジェフは語っている。

陰うつで、苦しく、非常にメロドラマチックで僕はものすごく好きなんですけど、非常に暗いです。

一人で聴くのをお勧めしますが、ヒップホップに影響された強靭なビート、完璧な残響がとても素晴らしく、そこにべスの死ぬほど美しくさびしいヴォーカルが重なる
その唯一無二の世界観はどうしようもなく暗いけど、同時に聴いてて心地の良さを覚える。 音楽を聴いて入るというよりは一つの短編映画をみているかのような

それもそのはず、1stは『To Kill a Dead Man』という短篇の犯罪映画と同時期に製作され、映画と同じアプローチで作られているが2ndのほうが更に暗さに深みを増していく。

 

ベスのvo表現が2ndではかなり豊かになっているからか、、、

2ndに収録されている、only youのPVはあの、クリス・カニンガムが監督をしている。

このPVが素晴らしく、暗闇に浮遊するPortisheadのイメージを見事に表現しているので是非見て欲しい。

日本にはまだ一度も来日してないみたいだから、死ぬ前に一度は見たいバンドである。

ジェフ・バーロウの別プロジェクトBEAKは今年観れたんだけどね。

ベスの生歌聴きたいよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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