Beach House
アメリカはメリーランド州のボルチモアにて、2004年に結成されたビーチ・ハウス。
フランスを代表する映画音楽家でありマルチ・アーティスト、ミシェル・ルグラン(彼の歌う“ディ・グ・ディン・ディン”という曲を、必ず一度はCMで聞いたことがあるはず)を叔父に持つヴォーカル&オルガン担当のヴィクトリア・ルグランと、スライド・ギターやキーボードなど最低限の楽器を操り、
幻想的な世界観を演出するアレックス・スカリーの2名がオリジナル・メンバーで、ライヴではサポートのドラマーを従えたトリオ編成になる。
今やドリームポップの代表格とも言えるバンドですが
そもそもドリームポップって??
1980年代中盤に誕生したロックのジャンルのひとつ。めまいを誘うような浮遊感のある音世界が特徴で、コクトーツインズやLowlifeといったポストパンクバンドが、
ポップなメロディーを幻想的で官能的なサウンドをもって鳴らしたことがドリーム・ポップの始まりとされている。
特徴としてリフよりも幽玄なムードに焦点を置き、高音域の女性ボーカルや囁くような男性ボーカル、内省的な題材の歌詞などがあり、
アルバムジャケットにはぼやけたような淡い色彩のものや飾り気のない殺風景なデザイン、またはこの二つの要素を足したものが好まれた。
浮遊感や幻想的なサウンドといっても今いちピンとこないかもしれません
この曲を聴いたらわかりやすいかもしれません。
どうでしょうか?
まさに浮遊感という言葉がふさわしいのではないでしょうか?
ヴィクトリアの中性的な声とオルガン、アレックスのスライドギターにミディアムテンポの曲が心地よく、まさにドリーミー
まずオススメなアルバムは3rdの Teen Dream
2010年に発売された今作は、Beach Houseの地位を確固たるものにした作品で
次作の Bloomのほうが完成度は高いと思うけど
敢えてこの1枚を押す。
2013年と16年の単独公演、どちらも見に行ったけど、演出はかなりアナログ
音源とは違い、ヴィクトリアがその長髪をぐるんぐるんと振り回しながら歌う、かなりアグレッシブな感じで中性的な彼女の声は
パワフルで、浮遊感を超越してる感じだった。
今年の6月にはTwitter上でのファンの一言をきっかけに、今までアルバムに収録してこなかった楽曲をコンパイルしたニュー・アルバム『Bサイズ・アンド・レアリティーズ』をリリース
Bサイドといってもどれも素晴らしいものばかり、個人的にはカバーアルバムなんかを出してほしいが、、、、
DeftonesのSaturday Night Wristの楽曲なんかは、Beach Houseにピッタリだと思うのだが、、
眠れなくなった時など、Beach Houseを聴きながらなら、心地よく眠れますよ!!
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